ボーンチャイナ
今日、ふらりと立ち寄った岡山ロフトでボーンチャイナなる陶磁器を発見しました。
ボーンチャイナとは
「ボーン=Bone」(骨)が使われている「チャイナ=China」(磁器)。骨灰を材料として使用した骨灰磁器のことをいいます。18世紀のイギリスで磁器製造に不可欠なカオリン(中国で採れる白い陶土)がなかったことから代わりに牛骨灰を混ぜて使用したのが始まりです。なかでも骨灰含有量が50%以上のものをファインボーンチャイナと呼び、澄んだ白色をし軽く、投光性が高く、その優雅な光沢と柔らかい感触から、磁器の最高級品と称されます。
また、ボーンチャイナが牛の骨灰を利用して白さを出しているに対し、骨灰を全く使用していないにも関わらず、ボーンチャイナ並の白さを手に入れたニューボーンチャイナという新素材もあるそうです。